芸能分野の労働安全と事故防止対策

芸術・芸能分野の制作現場では、舞台、撮影スタジオ、コンサート、イベント、劇場・ホール・展示会場等において、出演者、スタッフ、労働者、フリーランス事業者、特定フリーランス事業者など、多くの方がそれぞれの専門性を活かして働いています。
一方で、現場には、熱中症、感電、火傷、火災、転倒、機材の落下・巻き込まれ、有害物質へのばく露、こども・若年者への安全配慮など、さまざまな安全衛生上の課題があります。
「芸能労働安全衛生」は、芸能・制作現場で働くすべての方が、安全に、健康に、安心して業務に従事できる環境づくりを目指す取り組みです。
日本芸能従事者協会では、安全衛生委員会を中心に、安全衛生推進アドバイザー、産業医等の専門家の協力を得ながら、改正労働安全衛生法や個人事業者等の健康ガイドラインの趣旨も踏まえ、労災事故を未然に防ぐための災害防止・安全対策、健康確保、安心して働ける現場づくりに関する情報提供に取り組んでいます。

安全衛生
委員会

【安全衛生推進アドバイザー】
江口 尚(産業医科大学産業精神保健学研究室 教授)
猪原 健(猪原歯科/歯科医)
川口とも(演技コーチ)

安全衛生委員会では、各地の映画監督、演出、俳優、古典芸能、スタント、照明、舞台制作、アクセシビリティ等、各分野の委員が、現場実態に即した災害防止・安全対策に取り組んでいます。
※ 当協会は厚生労働省「個人事業者等安全衛生推進協議会」の構成員です。

舞台、撮影、イベント、屋外現場、稽古場、リハーサル現場等で働く芸能従事者・フリーランス事業者の熱中症を防ぐため、現場で確認したい予防対策や注意点をまとめています。

舞台、コンサート、イベント、撮影現場等における電気作業や電飾機材の使用に伴う、感電・火傷・火災等の労災事故を防ぐための確認事項をまとめています。
産業医による解説動画も掲載しています。

こども・若年者が関わる芸能・制作現場において、安心して活動できる環境を整えるため、熱中症対策、こども性暴力防止法への対応等に関する情報をまとめています。

芸能・制作現場において、演出、振付、指導、撮影、衣装調整等のために身体への接触が必要となる場合があります。本人の同意なく不必要に触れることを防ぎ、出演者・スタッフが安心して業務に関われるよう、事前確認に活用できるチェックリストを掲載しています。

芸能・制作現場におけるハラスメントを防止し、安心して働ける環境を整えるため、研修、相談体制づくり、再発防止に向けた取り組み等を支援するプログラムです。フリーランス労災会員の方もご利用いただけます。

厚生労働省「個人事業者等の健康管理に関するガイドライン」に則り、芸能従事者本人と注文者等が確認すべき健康管理上の事項をまとめています。 ※団体・事業者等で本ガイドラインをご活用になりたい場合は、出典として「一般社団法人日本芸能従事者協会」を明記のうえ、ご利用ください。

芸能従事者も使えるストレス調査票です。
職業性ストレス簡易調査票をもとに、フリーランスの芸能従事者向けの読み替えを付けた、ストレスチェック資料です。

芸能従事者も使える疲労蓄積度セルフチェックです。
労働者の疲労蓄積度自己診断チェックリストをもとに、芸能従事者・フリーランス事業者向けの読み替えを付けたセルフチェック資料です。

「全国芸能従事者労災保険センター」または「フリーランス安心ネット労災保険」を通じて、労災保険に特別加入している方向けに、業務中または通勤中の事故が発生した場合の手続きについてご案内しています。

行政・研究機関・学会・当協会調査による芸能労働安全衛生の主要な資料をまとめています。

省庁等からの通知

厚生労働省、東京労働局、文化庁等から当協会宛てに届いた通知・周知依頼を掲載しています。 労働安全衛生法改正、フリーランス・事業者間取引適正化法、熱中症防止対策、過労死等防止対策等に関する行政資料を確認できます。

▶ 省庁等からの通知一覧を見る