【9/6英日ワークショップ】「芸能従事者の保護を目的とした法案に関する考察」

(主催者からのご案内)フリーランス法が立法され、施行を待つばかりとなりました。フリーランス法は、フリーランスの直面する問題に正面から切り込むはじめての法律であり、同法施行により、芸能分野でも取引適正化に向けた改善が期待されます。もっとも、この法律は芸能分野に向けて作られた法律ではないところ、芸能分野でしばしば見られる問題に対応する規定がフリーランス法に存在しないこともあり、また、芸能分野では非常に大きい交渉力格差があることもあり、根深く深刻な諸問題を改善するには、様々な措置が必要となりそうです。クリエイティブ分野/アーツワーカーの方々は、森崎めぐみ様(日本芸能従事者協会代表理事)を中心に、既に、このような特別法の構想をお持ちでいらっしゃいます。国際条約を踏まえ、韓国に存在する類似の法令の調査なども踏まえられた非常に興味深い構想です。
そこで、先に青山学院大学で芸能分野の諸問題を中心としてフリーランス法についてシンポジウムを開催された岡田直己先生、英国でアート・エンターテイメント分野で取引の適正化問題を研究するクラウディオ・ロンバルディ先生とご相談しまして、青学シンポジウムの副産物的(スピオンオフ)企画として、1時間のオンラインセミナーを実施することといたしました。是非、ご参加ください。

講師:森崎めぐみ氏(俳優、日本芸能従事者協会代表理事)
日時:2024年9月6日(金)18時-19時(質疑応答を含みます)
方法:オンライン(ZOOM)
言語:日本語・英語(同時通訳がある予定です。)
主催:クラウディオ・ロンバルディ博士(英国アバディーン大学)
実施責任者:和久井理子

※本研究プロジェクト及びシンポジウムは、青山学院大学、グレートササカワ・ブリテン財団、大和日英基金、及び、JSPS科研費24H00013の支援・助成を受けたものです。

※追記 本ワークショップのアーカイブ動画が公開されました。https://youtu.be/GwoXVgVf7sI?si=x5MWxVCIvoICns4I