日本芸能従事者協会では、協会の有志や支援者の方が集い、芸能従事者の働き方の改善のための研究会を開催しています。
今月の研究会では、ユネスコUNESCO本部で2025年2月11日~14日に開催された「文化的表現の多様性の保護及び促進に関する条約(文化多様性条約・2005年条約)第18回政府間委員会」の主要な議論と成果についての報告会をいたしました。
本条約は日本未批准ですが「芸術家の地位に関する勧告(1980年勧告)」と連動し、デジタル環境における文化的表現の多様性や文化権など、芸術文化にかかる諸政策や文化クリエイティブセクターを巡る議論に大きな影響を与え続けています。本報告会ではその最新動向を紹介し、グローバルな視点を踏まえた 日本と世界の芸術文化と政策の在り方、そして文化及び文化的表現の多様性の今と未来 について共に考え、話し合いました。
※動画ではセッション部分をカットしています。
※データ等は2025年4月現在のものです。
※動画の公開期間は、4月9日から23日までとさせていただきます。
報告者:坪井ひろ子/Hiroko Tsuboi-Friedman UNESCO文シプリナリーなバックグラウンドとアプローチで同条約および芸術家の地位に関する勧告の促進・実施やコンサルティング等に国内外で従事。Culture All Nippon(CAN)共同呼び掛け人。The International Federation of Coalitions for Cultural Diversity(IFCCD)、Civil Society Forum 等、様々な組織やネットワークで活動
参考:ドイツ・ユネスコ国内委員会副事務総長から日本芸能従事者協会会員へのメッセージ動画:https://youtu.be/WP9NOxYEM24
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主催:一般社団法人日本芸能従事者協会