【7/10】芸能従事者のための特別加入労災保険と安全衛生に関するオンライン勉強会【無料】☆ゲストコメンテーター:芦澤明子さん(カメラマン)
企業などに雇われて働く人を対象とした労災保険に、映画のスタッフや映画監督、俳優や声優などフリーランスでも認定の対象となる「特別加入制度」をご存知ですか?
特別加入労災が必要とされた背景と加入手続きやその内容の詳細、心身を守る安全衛生の重要さについての、勉強会となります。ぜひ、この機会に皆で新たな知見を学び、また学び直せれば幸いです。 講師は俳優で全国芸能従事者労災保険センター理事長の森崎めぐみさんで、ゲストコメンテーターにカメラマンの芦澤明子さんをお招きします。どうぞお気軽にお越しください。
毎回、講義の内容が更新され情報量がいよいよ増えてきため、前回からは内容を整理し二部制となっています。より聞きやすく質問しやすい時間にできればと考えています。
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日時:25年7月10日(木)21:00〜22:00
芸能従事者のための特別加入労災保険と安全衛生に関する勉強会+質疑応答
第一部:芸能従事者のための特別加入労災保険の成立の経緯と具体について+質疑応答
第二部:芸能従事者の安全衛生と対策について+質疑応答
講師:森崎めぐみ(俳優・一般社団法人日本芸能従事者協会代表理事・全国芸能従事者労災保険センター理事長)
ゲストコメンテーター:芹澤明子(カメラマン)
ファシリテーター:山内健司(俳優)・深田晃司(映画監督)
定員:300名(zoomの上限になります)
参加費無料・要予約予約フォーム https://forms.gle/4yikTCHtQkigdJ3U6
※ご予約を頂いた方に担当者よりzoomリンクを発行いたします。
主催:一般社団法人日本芸能従事者協会、action4cinema / 日本版CNC設立を求める会
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21年4月から、フリーランスの芸能従事者(映画・演劇に携わる俳優やスタッフ、声優、監督や演出家、プロデューサーなど)が労災保険の特別加入の対象となりました。芸能に関係する作業をする方であれば職種を問いません。 この画期的な改正により、フリーランスの俳優やスタッフでも業務上の事故などに遭った場合、労災保険が降りることになりました。「業務上の範囲」には、撮影現場や公演、リハや稽古だけではなく、打ち合わせ宣伝活動など、幅広い作業について認められ、その範囲はコロナ感染時の補償にまで及びます。
今でも多くの俳優・スタッフが経済的にも心身の安全においてもきわめて不安定な状況で創作活動に携わっています。今後、少しでも安心してそれぞれの力を発揮できるようになるよう、この制度をより広く周知したく、勉強会を開催します。俳優で日本芸能従事者協会代表の森崎めぐみさんに労災保険の詳細や成立までに至る社会的な背景、メンタルケア窓口などについてお話し頂きます。また質疑応答の時間を設けます。ぜひご参加ください。
加入対象の主な職種については文末に掲載しますが、これらが全てではありません。項目にあてはまらない方やご不明な方もお気軽にお尋ねのうえ、ご参加ください。
・加入対象の職種について
芸能実演関係
- 俳優(映画及びテレビ等映像メディア俳優、舞台俳優、声優等)
- 舞踊家 (日本舞踊 、ダンサー、バレリーナ等)
- 音楽家(歌手、謡い手、演奏家、作詞家、作曲家等)
- 演芸家(落語家、漫才師、奇術師、司会、DJ、大道芸人、等)
- スタント
- アイドル 他、職種に限定しない
芸能制作関係
- 監督・演出
- 脚本・劇作家
- 制作
- 演出部・舞台監督
- 撮影・照明・録音
- 美術
- 衣装・メイク
- 車輌
- 編集、他
- スクリプター
- ドラマトゥルグ
- 通訳 など
- 宣伝
- プロデューサー 他、職種に限定しない
ゲストコメンテーター:芦澤明子 プロフィール
東京都出身。青山学院大学在学中にジャン=リュック・ゴダール「気狂いピエロ」に魅了されて映画の世界を志す。自主映画の制作、ピンク映画の助監督を経て、1973年から若松プロの撮影で知られる伊東英男に師事。1983年にカメラマンとして独立し、テレビコマーシャルを中心に手がける。平山秀幸による1994年の中編「よい子と遊ぼう」をきっかけに再び映画の世界へ。「トウキョウソナタ」「岸辺の旅」「散歩する侵略者」といった黒沢清の一連の作品のほか、「南極料理人」「羊の木」「海を駆ける」「影裏」「子供はわかってあげない」などの撮影を担当。「わが母の記」では日本アカデミー賞の優秀撮影賞を受賞した。