【10/5シンポジウム】「芸能従事者の働き方と法2 フリーランス法の施行に向けて(就業環境の整備と安全衛生)」(対面+配信)

今秋 11月1日にフリーランス法が施行されます。
ここでは、フリーランスの就業環境を整備するため、これまでになかった、募集情報の的確表示、ハラスメント防止措置、育児や介護等への配慮、そして中途解除の事前予告が義務化されます。
同時に、労働安全衛生規則等の改正で、危険有害作業を請け負わせる一人親方などや、同じ場所で作業を行う個人事業者に対しても、労働者と同等の保護が図られるとともに、個人事業者等が健康に就業するために、個人事業者、注文者等がそれぞれの立場で自主的に取り組むべき対応を定めたガイドラインも策定されています。

この法によって芸能界の働き方はどう変わるのか?
◯芸能従事者にとって、安全な就業環境が確保され、生活は安定するのだろうか?
行為を是正する体制は整備されるのか?
社会問題になっている芸能界で働く年少者は保護されるのだろうか?

当事者が一番気になることを、掘り下げるシンポジウムを開催します。

いま知っておくべき法律とその実効性について、行政の担当官と専門家がわかりやすく解説します。
フリーランス法の施行まであと2か月を切った今、ご関心のあるすべての方を対象に開催いたします。
ぜひご参加ください!

◯シンポジウム概要
日 時:2024年10月5日(土)15時〜17時30分
場 所:専修大学神田キャンパス 10号館 3階 黒門ホール/オンライン配信
入場料:無料(要申込)Peatixサイト: 10awj.peatix.com
主 催:一般社団法人日本芸能従事者協会
協 賛:専修大学法学研究所

◯登壇者
中野 雅之 (岩田合同法律事務所)
芦野 訓和 (専修大学法学部教授)
大浦 俊将 (一般社団法人映画制作適正化機構)
森崎 めぐみ(一般社団法人日本芸能従事者協会代表理事)      
立石 祐子 (厚生労働省 雇用均等局雇用政策室参事官)
船井 雄一郎(厚生労働省 安全衛生課中央調査官)

◯司会
鎌田 耕一 (東洋大学名誉教授)

◯プログラム
◆基調報告
1.「芸能従事者の就業環境における現状と課題」森崎 めぐみ(一社日本芸能従事者協会代表理事)
2.「フリーランス法の就業環境整備と行政の役割」立石 祐子 (厚生労働省 雇用均等局雇用政策室参事官)
3.「 芸能分野における安全衛生と健康確保と行政の役割」船井 雄一郎(厚生労働省 安全衛生課中央調査官)
4.「文化芸術分野の適正な契約関係構築に向けたガイドライン」(文化庁)
5.「発注事業者側からみたフリーランス法の意義」 大浦 俊将 (一般社団法人映画制作適正化機構)
◆有識者コメント
1.「フリーランスの就業環境整備と偽装フリーランスの問題」中野 雅之(岩田合同法律事務所)
2.「フリーランス法と民事的救済と民事的救済」芦野 訓和(専修大学法学部教授)
◆パネルディスカッション
◆質疑応答

◯対象者
・芸能フリーランスの当事者、委託者、団体
・実務家 (弁護士、社労士、行政書士など)
・新しく施行される法やガイドラインに関心や不安のある方
・芸能界および文化芸術分野の諸問題に関心がある方
・メディア(新聞、テレビ、配信など)の方
・行政、アートマネジメント、芸能施策に関心がある方
・研究者、学生

◯参考資料
内閣官房  特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律(フリーランス・事業者間取引適正化等法)等に係る取組について
厚生労働省 個人事業者等の安全衛生対策について
「フリーランスの働き方と法 実態と課題解決の方向性」日本法令