【告知/7月】芸能従事者のための特別加入労災保険・メンタルケア窓口に関するオンライン勉強会(無料)
5月に開催しましたオンライン勉強会、おかげさまで多くの方にご参加頂けました。ありがとうございました。次回は7月12日(水)21:00からに決定しました。==============================================
勉強会日時:7月12日(水)21:00〜22:00
定員:300名(zoomの上限になります)
参加費無料・要予約
予約フォーム https://forms.gle/4yikTCHtQkigdJ3U6
ご予約を頂いた方に担当者よりzoomリンクを発行いたします。
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企業などに雇われて働く人を対象とした労災保険に、個人事業主でも認定の対象となる「特別加入制度」をご存知ですか?
21年4月から、フリーランスの芸能従事者(映画・演劇に携わる俳優やスタッフ、声優、監督や演出家、プロデューサーなど)とアニメ制作従事者(アニメ演出家・監督、作画監督、美術監督、脚本家、キャラクターデザイナー、作画など)が労災保険の特別加入の対象となりました。
この画期的な改正により、フリーランスの俳優やスタッフでも業務上の事故などに遭った場合、労災保険が降りることになりました。「業務上の範囲」には、撮影現場や公演、リハや稽古だけではなく、打ち合わせ宣伝活動など、幅広い作業について認められ、その範囲はコロナ感染時の補償にまで及びます。
今でも多くの俳優・スタッフが経済的にも心身の安全においてもきわめて不安定な状況で多くの人が創作活動に携わっています。今後、少しでも安心してそれぞれの力を発揮できるようになるよう、この制度をより広く周知したく、説明会を開催します。
俳優で日本芸能従事者協会代表の森崎めぐみさんに労災保険の詳細や成立の背景、今年の6月1日から始まったメンタルケア窓口などについてお話し頂きます。また質疑応答の時間を設けます。ぜひご参加ください。
加入対象の主な職種については文末に掲載しますが、これらが全てではありません。項目にあてはまらない方やご不明な方もお気軽にお尋ねのうえ、ご参加ください。 なお、「芸能従事者」と「アニメ制作従事者」について、特別加入労災保険への資格が認められた時期は同じですが、加入資格と加入先の団体は異なります。ご説明する制度改正の流れや災害については「芸能従事者」が中心ですが、そういった違いについてもご説明いたしますので、お気軽にご参加ください。
この説明会の取り組みは、未来にあるべき日本版CNCが担う支援の4つの柱、①「 教育支援」②「労働環境保全」③「製作支援」④「流通支援」のうち、②「労働環境保全」の実践と提案にあたります。
・加入対象の職種について
芸能実演関係
- 俳優(映画及びテレビ等映像メディア俳優、舞台俳優、声優等)
- 舞踊家 (日本舞踊 、ダンサー、バレリーナ等)
- 音楽家(歌手、謡い手、 演奏家、作詞家、作曲家等)
- 演芸家(落語家、漫才師、奇術師、司会、DJ、大道芸人、等)
- スタント
芸能制作関係
- 監督・演出
- 脚本・劇作家
- 制作
- 演出部・舞台監督
- 撮影・照明・録音部
- 美術部
- 衣装・メイク
- 車輌部
- 編集、他
- スクリプター
- ドラマトゥルグ
- 通訳 など
- プロデューサー
アニメーション制作
- キャラクターデザイナー
- 作画
- 絵コンテ
- 原画
- 動画
- 背景
- その他類似する作業を行う者
アニメーション演出
- 監督(アニメ映画監督、作画監督、美術監督等)
- 演出家
- 脚本家
- 編集(音響、編集等)
- その他、類似する作業を行う者
スピーカー:森崎めぐみファシリテーター:山内健司(俳優)・深田晃司(映画監督)